今回共演する、モノたちの生まれ。
2011年の夏、一人、車で太平洋沿岸を北上し青森へと向かった。
それは、東日本大震災が起こった半年後。
その光景を目に焼き付けて、青森で恒例の「弘前ねぷた祭り」に参加し、川倉の賽の河原や恐山にも行った。
その旅先で気になる流木を拾って帰ってきた。
その時拾ったモノなどを遣い、自分に溜まったものを「あかりもり」という作品にぶつけてはみたけれど、遣り切れない思いは残り、モノたちは家で眠ることになったのだった。
あれから7年。
様々なことがあって、眠っていたモノたちと新たな出会いがあるのではないかとの思いが湧き上がり、「ファの行方」につながった。
新人さんのモノたちも加わって、どこへ行く。
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