Profile
◇出演=塚田次実(モノ遣い:object performance)
Tsugumi Tsukada
1999年人形劇を先駆的に革新したチェコの人形・舞台美術家ぺトル・マターセク氏を招き開催されたオブジェクトシアターWS『人形演劇プロジェクト2000』に参加し、“モノ”の表現を学ぶ。2000年には同プロジェクトの有志とオブジェクトシアター「ヂバドロ・アノ」を結成し、以後“モノ”と共に舞台に立ち続け、数々の作品を発表。
岡本芳一氏(百鬼どんどろ)脚本・演出による『夢のうつつ 現つのゆめ』シリーズにて「フェイク」を国内外で公演。
また、人形遣い 黒谷都に師事し「人形やモノの表現を長期に渡り探り作品発表をするWS『月の娘たち』」に学び、genre:Grayの遣り方を共に探る。
現在“モノ遣い”と名乗り、人形、オブジェを操る遣い手として、他ジャンルとの恊働創作の場を広げ活動。
キラリ☆ふじみ公演「水仙月の四日」「夜長姫と耳男」に出演。
◇作劇・演出=黒谷都(人形遣い:puppeteer)
Miyako Kurotani
1973年、人形遣いとして活動開始。
1977年「銀猫商會」を旗揚げ、企画・主演をつとめる。その間、舞踏集団「ダンス・ラヴ・マシーン」に在籍。
1994年、チェコ研修。
2002年、自らの人形技を「genre:Gray利己的物体と奉仕的肉体によるグロテスク」と名乗り、現在に至る活動を開始。人形と人形遣いとの命の往還を柔らかな幻惑のうちに表現し、人形演劇の領域を広げるパフォーマンスに挑み続ける。
キラリふじみでは、
2016年1月、宮沢賢治原作「モノ語り◇水仙月の四日」作劇演出出演。2017年2月、坂安吾原作「夜長姫と耳男」作劇演出出演。8月「KUROSOLO参番 涯なし」作劇出演。今回「ファの行方」作劇演出をする。
Information
ヒトカタ遣い×モノ遣い
百鬼ゆめひな「創作神楽“風”」
構成・人形美術・出演:飯田美千香
原案:小林豊 音楽:木並和彦
衣装:小林露(地球屋)
genre:Gray企画
出演:塚田次実 作劇・演出:黒谷都
音構成:中村嘉宏
genre:Gray「ファの行方」
「人とヒトカタが織りなす夢幻を舞う」人形(ルビ=ヒトカタ)遣い飯田美千香と、モノ遣いを名乗り「モノが見ている世界を見たいともがく」塚田次実。
キラリ☆ふじみでの人形演劇公演第四作は、同時代を生きる二人の女流遣い手の艶やかな競演をお届けします。
飯田は、情念の人形師「百鬼どんどろ」岡本芳一の継承者であり、塚田は、現代の傀儡女「genre:Gray」黒谷都のDNAを受け継ぎ、今、それぞれの華を咲かせています。
異なる遣り方で、命なきものの命の痕跡に向き合う二作品を、どうぞお楽しみください。
2018年5月25日[金]19:30開演・26日[土]15:00開演
※開場は開演の30分前。※両日ともに終演後、アフタートークを開催。
ゲスト= 25 日(金):赤坂憲雄(民俗学者)
26 日(土):目黒陽介(ジャグラー・演出家)
会場:キラリ☆ふじみ マルチホール
料金:[前売•当日共]一般3,000円 大学生2,000円 高校生以下1,000円
(日時指定•全席自由•整理番号付き)
お問い合わせ:富士見市民文化会館キラリふじみ
TEL.049-268-7788 http://www.kirari-fujimi.com/
genre:Gray FB:https://www.facebook.com/GenreG/